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【DraftSight-43】DraftSight2018 SP2のインストール(バージョンアップ)。

2018年4月11日インストール

!注記!
2019年3月19日、「DraftSight2019 SP0」が公開されましたが、Windows版については無料版が無くなり、有料版のみでの提供となった様です。詳しくは前書きに記載しています。
また各記事内でDraftSightのダウンロード先としているリンクも、DraftSightの最新バージョンのみが公開されており、旧バージョンはダウンロード出来ません。

2018年4月に「DraftSight2018 SP2」がリリースされました。リリースノートは現地3月22日付けになっています。2018のSP0が昨年10月、SP1が今年1月だったので「3ヶ月」毎の定期的な更新になっています。今回も現在使用している2018 SP1をPC上から削除せず、そのままの状態で上書き更新を行ってみました。

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※2018年11月現在、最新のバージョンは2018 SP3になります。

ダウンロード

毎回の事なので特に変わりはありませんが、DraftSight2018 SP2も引き続きダウンロードページからダウンロード出来ます。Windows版には64ビットと32ビットがありますが、システム要件(リンク先はpdf)では32ビット版は「Windows7」のみのサポートになっています。Mac版、Fedora版、Ubuntu版については引き続きベータバージョンになっています。

初回インストールについては下記の記事を見て下さい。

更新内容

SP2でのリリースノート(リンク先はpdf、英文)の内容を見ると、今回はあまり重要な更新は無い印象です。スペイン語と日本語の翻訳修正が幾つかあります。

更新

更新も特にいつもと変わった様子はありませんでした。ダウンロードページからダウンロードしたファイルを「管理者として実行」する事は、念の為に毎回気を付けて行っています(初回インストール時のトラブル回避方法の1つ)。

更新の手順や様子も変わりは無いので同じ事を書く事になってしまうのですが、問題無くSP2に更新出来ましたという意味で書いておきます。

まずは更新前のDraftSightのバージョンです。私はWindows10で64ビットを使用しています。

引き続き無料版で使用するので「無料」を選択して次に進みます。「オプション」でインストール先の変更が可能です。

ライセンスの確認画面が出ます。内容を確認した上で「同意します」を選択し、「インストール」をクリックします。

インストールが始まります。上書きインストールの場合は古いファイルを削除した上で新しいファイルがコピーされています。デスクトップ上のショートカットアイコンも一旦削除されるので、アイコンの並べ替えを行っている場合は、新しいアイコンの位置が変わるかもしれません。

インストールが終わり「完了」をクリックする事でSP2となったDraftSightへの設定移行が行われます。

まず最初にプロフェッショナル版(有料)への案内が出ます。「不要」をクリックします。

次に設定の移行画面が出ます。「設定の移行元」で、これまで使用してきたDraftSightの各バージョンから選択する事が出来ます。カッコ内の最初の数字「18.1.~」などが2018SP1を表している様です。これまで最新のバージョンを使用してきて、特に問題が無ければ過去のバージョンを選択する事も無いと思います。複数の設定(プロファイル)を利用していた場合は「すべてのプロファイル」を選択します。「OK」をクリックすると移行が行われます。

「移行プロセスがしました。」は相変わらずです。いつか直りますかね?

「移行プロセスがしました。」の「OK」をクリックするとDraftSightが立ち上がります。私はクラッシックインターフェイスとツールバーの表示を色々変えていますが、SP1での時と同じ状態で立ち上がりました。

更新後のDraftSightのバージョンです。更新による再アクティベーションなどはありません。再アクティベーションは初回インストールから半年後と、その後は1年毎のタイミングで行われます。再アクティベーションについては下記記事を見て下さい。

その他

翻訳の修正に関してはリリースノートには5つあります。以下Googleでの翻訳の上の転載です。

1060080 メニューの「次元の再結合」という単語の日本語翻訳を訂正します。

1060078 エンティティスナップ設定の単語「交差」の日本語翻訳を修正します。

1060076 メニューの “View Tiles Manager"という単語の日本語翻訳を修正します。

1060075 メニューの “Get Mass Properties"という単語の日本語翻訳を訂正します。

1060074 ディメンション・メニューの「Continue」という単語の日本語翻訳を訂正します。

ただし実際のDraftSight上でどの部分が変わったのか確認出来ませんでした。前回のSP0からSP1の更新では、コマンドウィンドウでの表示や翻訳に多くの修正がありましたが、今回はすぐに気が付く様な内容では無い様子です。

その他の更新内容では印刷関連が多いでしょうか。現状で特に問題がなければとり急いで更新する必要も無いかと思います。

※各記事はWindows 64bit版のDraftsight、またはUbuntu版のDraftSight(ベータ)で確認して書いていますが、記事公開時のDraftsightのバージョンによって、あるいは他のOS向けDraftsightでは仕様が異なる部分があるかもしれません。また確認不足による間違いや勘違いなどがあるかもしれません。その場合は御容赦願います。
※DraftSightおよびDraftSightロゴは、Dassault Systemesの米国およびその他の国における登録商標です。その他、全てのブランドおよびブランドロゴ、製品名は各所有者の商標または登録商標です。

Posted by 管理人