【DraftSight-53】DraftSight2018 SP3のインストール(バージョンアップ)。
2018年11月、DraftSight2018 SP3が公開されています。いつものようにSP2はインストールしたままの状態で、SP3を上書きインストールしてみます。私の場合はこれまでも大きな問題はなかったので、何も心配する必要は無いと思っていますが、DraftSightはアクティベーションや起動時に問題が出ると解決には手が掛かるので、毎回少しだけ祈りながらインストールしています。
DraftSight2018 SP3はここからダウンロード出来ます。Windowsには64bit版と32bit版がありますが、システム要件(リンク先はpdf、またはWeb版)ではWindows7のみ32bit版が利用出来る事になっています。またMac版は現在最新のMojave 10.14には対応していない表記になっていますが、DraftSight2018 SP3のリリースノートにMac版に関する記載があります。
初回インストールとアクティベーションについては下記記事を見て下さい。
SP3リリースノート
今回のSP3のリリースノート(リンク先はpdf)を見てみると新しい機能の追加は無く、バグフィックスになっている様です。この中に先のMac版に関する記載があります。以下リリースノートpdfをGoogle翻訳にて翻訳後、転載。
1103554 Mac OS 10.14 MojaveでDraftSight 2018の安定性を向上させます。(PS最新のリリースのMojave 10.14は非常に新しいMac OSなので、まだ公式には登場していません。DraftSight 2018の現在のリリースでサポートされています)。
システム要件ではサポートしない表記になっていますが、非公式だけど利用は可能という事でしょうか?実際にMac OSのPCを使用していないので、Mac版についてはこれ以上の事は不明です。
SP3のインストール(バージョンアップ)
SP3インストール前の私のDraftSight2018です(SP2)。OSはWindows10 Homeの64bit版を使用しています。このままDraftSightを終了してアンインストールは行わずに、ダウンロードしたSP3のファイルを実行して上書きインストールを行います。DraftSightのインストールは、毎回必ずファイルを右クリックして「管理者として実行」を選択して行っています。
「管理者として実行」にてインストールを開始すると、ファイルが展開されて上記のウィンドウが出ます。引き続き無料版を利用するので、「無料」を選択して「次へ」をクリックします。「オプション」を選択するとDraftSightのインストール先の変更が可能です。
「次へ」で進むと使用許諾契約への同意を行います。同意を選択して「インストール」をクリックすると実際のインストールが始まります。
インストールが完了するとプロフェッショナル版への案内が出ます。特に必要が無い場合は「不要」をクリックします。
その後は設定の移行ウィンドウが出ます。移行元にはこれまで使用してきたDraftSightの各バージョンが含まれています。分かり難い表記ですが、カッコ内の数値で(18.2.~)が2018 SP2を表している様です。複数のプロファイルを作成している場合は「全てのプロファイル」を選択する事を忘れずに行います。「OK」をクリックすると設定がSP3に引き継がれます。
いつもと変わらない翻訳ミスのウィンドウが出ます。
DraftSight2018がSP3となって立ち上がります。設定も移行されたのでSP2との見た目の違いはバージョン表記のみです。またバージョンアップでのインストールについては、アクティベーションの要求はありません。あくまで初回インストール時や一定期間の経過で行われます。
コミュニティフォーラムを見てみる
DraftSight2018 SP3のダウンロードのついでに、DraftSightのコミュニティフォーラム(要登録、フォーラムは英語)を久々に覗いてみました。SP3の公開直後はダウンロードのリンクに問題があった様で、ファイルがダウンロード出来ない状態だった様です。現在、先のダウンロードページでWindows版やMac版をクリックしてみると、正常にファイルをダウンロードする事が出来ています。
またMac版でOSを「Mojave 10.14」にしてからDraftSightが立ち上がらないという書き込みが幾つかありました。ただしSP3が出る以前からある書き込みなので、今回のSP3でのリリースノートにある様に、ある程度の改善はなされているのかと思います。
さらに相変わらずアクティベーションに関する書き込みもあります。解決方法として何か新たな方法が特にある訳では無い様ですが・・・。アクティベーションの問題に関する内容は下記記事にて書いています。